GAIA VOICE

日野雄策のコラムです
お店作り
二人の子供と連れ合いとで10日間の伊豆の実家への旅を終えて帰ってくると、休む間もなく東京へ。24日オープン予定のお店を作るお手伝いに行く。場所は江東区の千石2丁目。

お店の名前は「ふれあい工房 ゆめまーる」。江東区の障害者作業所がエコロジーショップを運営するという取り組みにかかわり、21日からびっちり店作りに没頭。

で、25日はお店のオープニングイベント。仲間のアーティスト「タユタ」と、チベットから来た「ロテン」の濃いライブもあり、盛り上がった。笛があれば一緒に参加できたのに、残念。

と、そんな忙しさだったが、締めくくりはダライ・ラマ法王の講和を聞きに16歳になる娘と横浜へ。講和の後は、昨日のロテンのほか、チベットの在宅出家中の修行者や日本に留学する苦学生などと一緒に夕食をして、伊豆の実家に帰るというハードスケジュール。

そんな中で、法王の「愛と思いやりと忍耐」そして「足ることを知る」という話に、新鮮な満足感を得た。ダライ・ラマ法王ありがとう。
| love | 01:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
田植え
昨日、やっと田植えが終わった。なにせ荒地の沼地を開墾しての田んぼ。整地に時間がかかったのと、この陽気で水が枯れかかったのとで、いろいろハプニングもあり、すんなり田植えができなかったが、やっとこさ終わった。

沼地だから地盤が不安定でトラクターでははまり込むので、湿田用のフィンの車輪が付属していた耕耘機をオークションで購入。それで代掻き作業をしたのだが、これがまた大変な作業。地盤が不安定なために、思うように代掻きもできず、耕運機と手作業との併用で4日間かかった。

水の確保は、田んぼの横に掘り込んだ池にたまった水を、これまたオークションで購入したエンジンポンプで吸い上げて散水。しかし、一晩経つと水がひいている。

これでは、せっかくの苗も枯れてしまうので、200メートル離れた場所にある池から水を引くことにする。

そういったことをこなしながらの田植え作業も、4日かかり終わったのだ。終わったという安堵感と共に、体中が痛みとかゆみ(土ダニにやられて)で疲労こんぱい。休みたいけど、明日から10日間旅をする予定なので、草刈だの、畑の耕運だの、やれることをやってさなぶりへと気持ちを高めようと、今日も安比に出かけるところだ。

| foods | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
天候不順
会社の株主総会も終わり、田植え、そして雑穀の種まきなどに取り掛かるべく岩手に帰ってきた。この1週間、東北地方は3月なみの寒さだったというが、沼津、徳島、東京もご多分に漏れず、肌寒い日が続いていた。

この時期にこの寒さや、天候不順は農家にとって手痛いものだ。盛岡に帰って気になる裏庭の畑を見てみると、4本植えたうちのキュウリが2本枯れかかっていた。低温障害と思われる。

ハウスの中のトマトやスイカ、そして稲の苗については、何とか無事だったのでほっとした。ハウスのおかげで霜を防いだのと、寒さを緩和したのだろう。

しかし、このところの異常気象は、なんとか元に戻ってほしいものだ。農業を始めて切実にそう思う。

※写真は苗起こしした「星の夢」の苗


| ecology | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
田植えの準備
先週はひたすら農作業の日々だった。種まきしたもみの芽は、まばらだが長いもので8センチ程度に伸び、なんとか苗の準備は進行中。このところ陽気が良かったので、ビニールハウス内が昼間は30度を超え、日中は戸を開いて風通しをよくし、夜はまだまだ10度を下回ることもあるので、戸を閉めての温度管理。苗の管理と平行して、ハウスの中にトマトとスイカを植えたのと、路地の畑にはナス、きゅうり、ピーマン、ミニトマト、枝豆、ゴーヤを植えた。これで裏庭の4坪ほどの畑は、2坪のビニールハウスと2坪の路地野菜でめいっぱい。

今週は注文していたぶどうとりんごとブルーベリーの苗が届いたので、りんご2本とぶどう2本を表の畑に植え、ブルーベリー2本を裏庭の芝生の横のコンポスト跡地に植えた。さらに、安比の畑にはりんご5本とブルーベリー5本を植えた。

安比の畑はとにかく畑と呼べる状態ではなかったので、近くの農家仲間にミニショベル(バックホーと地元の人は呼ぶが)を借りて、農地整備に明け暮れた。1日中土を掘り返すことの繰り返し。

これがはまってしまうのだ。パワーショベルは小松製で、操作はこの安比に来て畑を整備するので始めてやることなのだが、すでにかなりの上達で、我ながら「これで食っていけるかも・・・」と思うほど、自由自在に操ることができている。

で、道路を作ったり、荒地を開墾したり、湿地を田んぼのように区画整備したりなど、連日の土木工事。特に水田の区画整備はぬかるんだ場所でキャタピラーがはまり、パワーショベルの身動きが取れない。そこで、コンパネを数枚養生に使い、その上をパワーショベルで移動しながらの作業。これ、全部一人でやるので時間がかかることこの上なく、大変だった。

ただ、水田の整備はできたものの、渇水期でぬかるんではいるが水が満ちていない。これでは田植えにはならないので、水田の真横に3メートルほどの穴を掘り込み、そこにたまる水を利用することに。ソーラパネルによる簡易なポンプ(洗濯機用の風呂水を汲むタイプのもの)と、風力によるポンプを併用しようと検討中。

あと2週間で田植え。果たしてそれまでに、区画整備した約5畝の田んぼに水が満ちるだろうか・・・
| foods | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
苗起こしをはじめる
4月は会社の決算やらで忙しく、畑にはまだ雪が残っていた事もあり、ビニールハウスを建てるのみで終わった。で、この5月1日よりやっと苗起こしの準備を始める。去年は「ひとめぼれ」を義祖父から譲り受け田植えをしたのだが、安比の田んぼ(湿地)はかなり気候がすすしく、また日照不足もあってか、ほとんど収穫ができなかった。それで、今年は万全を期すために、北海道の内陸部でも育つ「星の夢」という品種の種もみを、北海道の農協から仕入れて挑戦する。

5月1日に選種をして、お湯にて殺菌した後に、水に浸こと8日間。芽だしはまだ2分目と少ないので、8日目の今日は水温を20度にして、再度浸してみる。これで芽だしがそろえば、いよいよ種まきへと進む事ができる。

今日は、ビニールハウスの中にプラントベッドを作り、種まきに備えよう。
| foods | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
健康のための10のポイント
最近マクロビオティックを取り上げる雑誌や本をよく目にします。すでにご存知の方も多いと思いますが、マクロビオティックとは玄米を中心とし、野菜や穀物をバランスよく食べることで、健康維持はもちろんのこと体質改善や病気の回復も行うことができるというものです。

そんなマクロビオティックの考え方は「身土不二」という言葉を残した明治の栄養学者、石塚左玄の思想から生まれ、桜沢如一氏によって体系化され、日本のみならず海外でも人気のある食事法として注目されています。しかし、明治時代から見れば今や生活環境は変わり、もはや健康維持は食事だけの問題では済まされないのも事実です。

そこで、マクロビオティックを長年実践され、食事療法の講師としても全国で講演をされている細川順讃氏が、現代における健康維持に必要な注意すべきポイントをまとめられているので、ここでご紹介したいと思います。

第1位:台所合成洗剤や合成歯磨き粉/浸透性の高い合成化学物質が皮膚から浸透したり、口から入ったりして内臓に強く悪影響を与えます。

第2位:水/体の7割が水であるだけに、汚染された水はそのまま体を汚染する。原水の汚染、浄化工程で使う化学物質、水道管の汚染など気になります。

第3位:白米/毒素排出効果の高い繊維質を取り除き、栄養価の高い胚芽部分を取り除いた白米。玄米がベストですが、せめて胚芽米を食べましょう。

第4位:調味料/値段の安い醤油や味噌は、化学物質や合成添加物によるフェイク調味料。伝統的手法によって作られたものとはまったく別物です。

第5位:合成洗濯洗剤、合成シャンプーリンス/化学物質が皮膚から浸透しアトピーやハゲの原因になるだけでなく、内臓に悪影響を与えます。

第6位:油/粗悪な油は細胞を破壊し、がんを発生させるといわれています。

第7位:白砂糖/精製された砂糖は成人病の素。砂糖中毒も怖いですね。

第8位:添加物が入った食品/海外で規制されている危険な添加物も日本では野放し。海外の数十倍にもおよぶ添加物が氾濫する日本の加工食品は危険?

第9位:動物性食品/日本人の腸は菜食に適したもので、その長さは西洋人の約1.5倍。肉食による腸内でのメタンガスの発生が腸内環境を悪化させ病気を発生させると言われています。

第10位:農薬のかかった農産物/農薬はもともと毒物なのです。

以上のことを気に留めて、自身の健康維持に役立ててください。
| ecology | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ナチュラルフードエキスポ
しばらくブログを書く間もなく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。というのも、私が代表を務めるきとうむらの柚子製品が、このたびヨーロッパにひき続きアメリカでも販売されることとなり、その準備に追われていたのです。で、あわせて3月10日から、アメリカ・カリフォルニアのアナハイムで行われた「ナチュラル・プロダクト・エキスポ」に参加してきました。

アナハイムといえば、松井選手が移籍したエンジェルスのある街。ここにはディズニーランドやナショナル・コンベンションセンターがあり、そのロケーションは千葉のディズニーランドと幕張メッセといった感じです。規模は日本より大きいのかな・・・。

で、「ナチュラル・プロダクト・エキスポ」はそのナショナル・コンベンションセンターで、3月12日〜14日の3日間行われたんですね。その後サンフランシスコへ行き、きとうむらの商品を扱ってくれているお店やレストランを訪問し、19日に帰国。翌日は新潟大学のソーシャル・キャピタル研究会でセミナー講師をし、昨日やっと盛岡に帰ったという強行軍でした。

ところで、なぜこのイベントに出展することになったかというと、すでにアメリカで製品を販売する代理店も決まっていたのですが、その代理店はベンチャーで柚子製品をアメリカに展開するために二人だけで起業した会社。それだけに、販売力も弱く、そこでこのイベントに参加しようということになったんですね。

ただ、イベント出展料は1ブース50万円とか・・・。とても高い!のですが、ちょうど日本のJETROが中小の食品製造業を対象に、このイベント出展の公募をしていたんですね。約50社の応募がある中、15社が選ばれた中に我がきとうむらもなんとか選ばれ、出展料免除でこのイベントに参加できたという次第。

イベントの内容は、他のブログでもご紹介しているので、それをご覧ください。

→http://yamanonpo.blogspot.com/2010/03/natural-products-expo-west.html


| foods | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
ライブ
お茶の水GAIAでの1週間のイベントも終わった。今回、トークライブ、音楽ライブ、クッキングライブと、3つのライブを行った。徳島のダムを止めた村、旧木頭村の反対運動代表田村氏とのトークライブに始まり、ナイスなミュージシャンたちとのセッション、最終日ランチタイムのクッキングライブ、そして旧木頭村元村長藤田氏とのトークライブで締めという濃い内容。

初日トークライブの田村さんは、山のきこりを仕事とする80歳。柚子生産者でもあり、きとうむらにほとんどの柚子を出荷してくれている。

中日のセッションでは、テックス・アンド・サンフラワーシードというレゲエバンドのリーダー「てっちゃん」と私のチーム「ブラウンライス・ウオーター」。今回はジャンベの「そーや」がアフリカで太鼓の修行中なので、二人のチームだったが、途中からタユタのパーカッション「マサ」が参加してくれて、とてもグーだった。http://www.ustream.tv/recorded/4634839

それにしても、タユタはハートフルなサウンドです。聞いてて気持ちいい。
ぜひライブ見てください http://www.ustream.tv/recorded/4635527

最終日は、GAIA近くのスペースNEOという映画ギャラリーで、ランチタイムのクッキングライブ。仕込みながら、お客さんと話しながら、料理を仕上げ、説明しながら木頭の話や柚子の話をする。メニューは、具だくさんの野菜汁とサラダバーそして柚子の天然酵母で作った天然酵母パン。サラダバーは青菜の豆腐和え、おからのポテトサラダ風、蒸し白菜のサラダ。きとうむらの柚子を調味料にアレンジしたものばかり。

ランチタイムが終わると、旧木頭村元村長の藤田さんのトークライブ。そして打ち上げというイベントの合間に、GAIAの4階では、木工の展示販売やNPOの展示をするという盛りだくさんの内容だった。

ライブ映像が、きとうむらホームページのトピックより観れます。
http://kitomura.jp/topics.html

| music | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
経済成長って何ですか?
中国がV字型の経済復興を成し遂げたというニュースと、来年は日本を追い越しGDP世界2位となることが決定的だというニュースを聞きました。言うに及ばずアメリカがGDP世界第1位。GDPとはご存知、国内総生産のことで、景気を表す数値とされています。一方、経済が成長することで、エネルギーや資源の消費はもちろんのこと、環境への負荷も生じていることは明らかです。それに、GDPと人々の幸せとは、単純な正比例ではありません。経済成長だけでなく、福祉や環境ということにシフトを変えた国々がヨーロッパにあるように、日本もそろそろシフトチェンジの時期なのではないでしょうか。永遠の経済成長という妄想を捨てて、現実的にこの地球上でどう持続可能な社会を作るかを論じ、実践するときに来ていると思います。

そうは言いながらも、企業家として会社経営や地域経済のことを考えると、経済成長はとても切実な問題です。企業としては売り上げを伸ばし、経済的に活性化することが目標です。それだけに、今年よりも来年、来年よりも再来年と、会社の経済的成長を願って止みません。ただ、それは競争社会の中で勝ち組になりたいという願望ではありません。取り扱っているものが自然の産物で、環境にもできるだけ負荷を与えず、人々の生活の糧となっているのなら、それはこの地球環境の中でも許される持続可能な経済活動なのではないか。そんな持続可能な経済システムの成熟に向けて、企業として一助を成したいという思いなのです。

しかし、売り上げと比例して生産量が増えると、冷凍庫やオーブンの増設など設備投資と共に、エネルギーや資源の消費も拡大します。今、この矛盾をどうすれば解消できるか、真剣に考えています。一つにはソフトエネルギーによる自家発電。太陽光、小水力、風力、木ガス、醗酵ガスなど実用可能なものもあるのですが、工場の規模をまかなおうとすると、経費的にとても高くつきます。もう一つはテクノロジーそのものをローテクにする方法です。冷凍庫はさすがに無理ですが、オーブンなら薪とか炭で作ることができます。これは設置場所の問題もありますが、検討に値するものです。話は飛びますが、この2月から、きとうむらでは柚子の天然酵母パンを販売する予定です。柚子に蜂蜜を加え天然酵母を育成し、国産小麦と塩だけで焼いたパンです。柚子のほのかな香り漂うこのパンを、薪のオーブンで焼ける日が来ると良いなと思っています。
| ecology | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
ライブの報告
1月9日の音楽ライブには大勢のお客さんに来てもらって、本当にうれしい限りでした。ありがとうございます。で、翌10日のクッキングライブも予定人数を若干オーバーしながらも、無事終了しました。これまた感謝です。

ちなみに、1月10日のクッキングライブには、徳島の地方テレビ局の取材もあり、風の料理人がいよいよテレビデビュー(1月18日放送)というサプライズ。料理はいつもの動物性食材を使わないビーガンで、5品目を作りました。

一品目は、ゆばのカルパッチョ。ゆばを白身魚に見立てて、季節の野菜とドレッシング和え。ドレッシングはきとうむらの柚子果汁と、アマゾンの森林保護活動から誕生したグリーンナッツオイルのオリジナルです。二品目はおからのポテトサラダ風サラダ。マヨネーズは使わず、柚子果汁と塩で味付けしたおからとは思えないサラダです。三品目は蒸し野菜と蒸し豆腐の柚子味噌田楽。四品目は小豆と黒米と玄米の柚子ちらし寿司。そして五品目のメインは、おあげのしゃぶしゃぶを二種類の柚子ぽんずで食べるという、柚子と豆腐三昧のメニューでした。

今後の風の料理人の活動ですが、次は2月7日〜13日に御茶ノ水のエコショップ「ガイア」で行う木頭・DAYSというイベントで、13日の最終日にクッキングライブを行う予定です。詳しくはhttp://npokito.comまで。

ちなみに、2月11日はブラウンライス・ウオーターの音楽ライブもやります!
| foods | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
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